毎日同じような動きをしてるのに意外と色々起きるものである。
今日新宿でホットドッグを食べようとローソンに向かう途中に自転車に乗っている男性が通り過ぎ、風が強かったのか半分に折った千円札を何枚も落としていった。
おそらくポケットに雑に入れていたのだろう。慌てて拾っていたら、10メートル先に飛んでいった千円札を男女の親子が拾って私に渡してきた。おそらく中国人の人だろう。
私が指を指して自転車に乗っていた人が落としたとアピールしましたが、僕に千円札を渡してどこかに行ってしまいました。
ありゃ?どうしようと私は2つ折にした千円札を持って自転車が行った方向に歩き出しました。自転車は気づかずに行ってしまいました。
駅前まで行ってUターンして、とりあえず千円札の束をポケットに入れタカシマヤのトイレでいくらあるか数える事にしました。
2階のトイレに行ったらなんと3つとも埋まっていて3階へ。なんとここも2ついっぱいで4階へ。タカシマヤなぜ平日なのに混んでいる…しかしここもいっぱいでということで結局7階まで行ってトイレで数えました。
1.2.3.4.5.6まい!微妙な枚数である。もっと落ちたように見えたが飛んでいってしまったか。とりあえず広げて財布に入れる。
ここでエスカレーターで降りて来る時に以前受けた期間工会社から不採用の連絡を受ける。
ショックを受けながらローソンに行きホットドッグを買ってベンチに座って食べながら最近買った川島和正氏のお金儲け2.0を読了。
この本の感想はあとにしてお金どうしようか?と考える。警察届けるにしてもゲンナマだしな、色々聞かれるのも面倒だし貰っちゃおうか?どうせ持ち主見つからないし。
これは私がお金を引き寄せたんだろう。一度手に入れたお金を手放すのはお金に失礼。僕が使って世の中の役にたてよう。
期間工の面接の参加費だなこれは。ありがたくもらっておこう。とおおかたもらっちゃうつもりでしたが近くに交番があるのを思い出しよく通る場所なので通る度に罪悪感に襲われるのが嫌なので届ける事にしました。
いざ届けようと交番を覗いたら誰もいない。ん〜、やっぱ貰っちゃおうかと迷いが出て交番の前をウロウロ。
意を決して交番の中に入り御用の方は電話して下さいと受話器をとったら原宿警察所の人が出ました。
用件を話すと「財布ですか?裸?今そこの担当の者が来るので待っていてください」と言われ無人の交番で千円札を持ちながら待つこと10分。自転車に乗った若い警察官がやってきました。
意外と愛想がよいその若い警察官に事情を話すと千円札の束をビニールパックに入れてこのお金の権利をどうするか聞かれました。
権利を得る場合は持ち主が現れない場合は全額もらえるし、持ち主が現れたら何割かもらえるみたいでした。ただしこれから色々事情聴取しなければいけないみたい。
権利を破棄する場合はいずれにせよお金はもらえないけど名前を書くだけでいい。財布やお金を交番に届けたら面倒くさいことになると思ってたら、そんなこともないんですね。名前は書かなきゃならないけど。
少し迷って、権利を破棄する事にしました。6千円でそこまで手間をとられてられませんからね。
ハローワークに通う身なのでそんなに余裕はないのですが若干蓄えもあるし、財布に6万ぐらい入ってましたしね。金がなさ過ぎたらもらっていたかも。金がまだあるうちに拾ってよかった(笑)
そのまま交番を出て原宿方面に歩いて行きました。あ!原宿警察所を通ったけど見るの忘れた。あそこから電話がきてたんだね〜とか余韻に浸りたかった。
でも面倒なので目の前でお金落とさないでください(笑)
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